写真集(その12)

               

 

10月13日(月)常例法座が勤修されました。御講師の先生は、今回で三回目のご縁になります、安藤龍昭先生(東海教区安養寺御住職)でした。 画家でもあり、岐阜別院庫裏にある水彩画は先生の作品です。   善導大師の往生礼讃から「人間怱々として衆務を営み、年命の日夜に去ることを覚えず。灯の風中にありて滅すること期しがたきがごとし。忙々たる六道に定趣なし〜」を讃題にお話しを 和やかにも深く進められました。

 

前日12日は、長森南校区の市民運動会がありました。13日は午前中は雨に見舞われお参りが少ないかと心配しましたが、昼から良く晴れました。   お友達を誘い合ってお参りされる方が少しずつ増えてきた気がします。

 

今年の報恩講がいよいよはじまりました。お華立衆が活けた仏華です。

祖師前のお飾り

 

御代前のお飾り

  報恩講の御講師は、お馴染みの奈良教区光雲寺ご住職の久堀勝敏先生です。

 

能楽師の柳原冨司忠氏に報恩講にお越し頂き、小鼓の実演を交えながら、能の講演をしてもらいました。初めて鼓(つづみ)の調を聴く人も多く、柳原氏の低音の「高砂」(謡曲「高砂」は、室町時代に能を完成させた世阿弥元清の作品で、お謡いに出てくる松の精である老人夫婦の姿を描いています)に皆なうっとりしてしまいました。 三座六席の法座が持たれました。「浄土真宗とは平生業成なり〜祈り、弔(とむら)いのない宗教〜」と題してお話をされました。祈りや弔いに執われている私たちに、親鸞聖人・蓮如上人の「正信念仏のみ教え」について、得々とお話なされました。繰り返し繰り返しの法座を大切にして、聴聞を重ねることが大切です。寺族はもとより、お斎の準備で裏方にまわっている人達にも声をかけて、聴聞を勧めて頂きました。

 

「才市どこにいる お浄土もろうて 娑婆にいる これがよろこび 南無阿弥陀仏」・・・いつでもどこでも阿弥陀如来さまとの二人三脚の人生でありたいですね。常念仏の久堀先生のお話には、ご自身からお念仏の喜びが溢れてくるものでした。

聴聞する門信徒の人達のこころに、如来さまのお慈悲のお心がしみいって来るようです。法味豊かな中にも楽しい先生のお話に時の経つのも忘れて、聴き入ってしまいました。 「もっと聴聞したいですね〜」という声を聞き、すごく嬉しかったです。

午後11時45分から除夜の鐘をつき始めました。合計で158発の除夜の鐘でした。除夜の鐘は、煩悩の数ほどつくとは申しますが、108発を超えてしまいました。

今年の梵鐘の係りは、長森南中三年生の雨宮君と田中君でした。

篝火の係りは、いつもの柳原洋二さんです。

修正会の司会も、例年の如く芋慶の社長さんです。

新年のご挨拶をまづ阿弥陀さまに申し上げましょう。初参りです。

柳原市郎さんより、総代挨拶を頂きました。今年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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